
鹿児島県茶業会議所について
鹿児島県茶業会議所って何をするところですか? 鹿児島県の茶の生産・流通・販売の、3つの団体により構成されており、かごしま茶の生産振興と販路拡大が主な役割となっています。鹿児島県の茶業者の中心に位置する団体です。 |
![]() 専務理事 永峯更一 昭和25年鹿屋市生まれ。 昭和48年鹿児島県庁入庁。県大島支庁、大隅地域振興局農林水産部長を経て平成22年7月、県茶業会議所専務理事に就任。 |
鹿児島茶の特徴について教えてください。
南国であると言うことで、まず他の産地より新茶が早くできるということですね。 また味や香りの濃いお茶ができるのが鹿児島の特徴です。
全国茶品評会では農林水産大臣賞や産地賞を獲得するなど、品質の面での高い評価を受けています。

お茶の産地としての鹿児島県はどうですか?
この写真を見てください。ふつう茶畑の写真というと、今でも茶摘み娘のイメージが強いですが、鹿児島では乗用型茶摘採機という大型の茶摘み機械が活躍してくれています。
これは鹿児島の業者が開発した機械で、1台でおよそ1000人分の能力を持つといわれていて、この機械の普及が鹿児島県を全国有数のお茶の生産県に導いてくれたようなものです。もちろん茶畑が広く、平坦な茶畑が多いという好条件もありますが。

よく見かけるこのマークの意味はなんですか?
表示価格に見合った品質のお茶ですよ、という認証マークです。
これは平成7年からはじめたシステムなんですが、申請のあったお茶を年に3回程度審査し、価格に見合う内容で大丈夫だと認められたお茶に貼付されています。もちろん貼付後も定期的に抜き打ち検査を行い、品質の保たれていなかったお茶に対しては警告を出しています。
これも鹿児島茶の真のブランド作りには欠かせない制度だと思っています。

その他の取り組みとしては?
平成5年からクリーンな「かごしま茶」づくりに取り組んできました。そして、平成7年には認定証制度をスタートさせました。これはお茶畑から工場まで検査し、様々な基準にパスした工場にのみ交付しています。
また平成15年には全国に先がけてお茶の生産履歴を確立させましたが、さらに、安心安全なかごしま茶を消費者に提供するために、平成20年から「かごしま基礎GAP」への取組みをスタートさせ、栽培から出荷までの農作業の点検項目を定め、それを実践、記録、改善し、適正に管理するように努めております。
また、21年からは各地の色々なイベントのなかで「百円茶屋」を設けています。これは、かごしま茶と県特産のお菓子を100円のセットにして来場者に賞味してもらう取組みで、お茶はインストラクターがおいしい入れ方を対面で実演しています。
これは、消費者になかなか好評で、かごしま茶の知名度向上に役立つものと期待しております。
最後に専務理事のお茶に対する思いを聞かせてください。
昔、私の家でも「畦畔茶園」(畑の境界に植えた茶)を摘んで釜で炒ってお茶を作っていました。父は朝、お茶を神棚に上げて拝んでから飲んでいました。
お茶は地産地消、スローフードのイメージが良く似合う商品だと思います。
かごしま茶のファンが一人でも増えることを願っています。








