「今日、お茶をはじめます」
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「今日、お茶をはじめます」
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お茶ヶ丘高校に転入したミドリは、イケメン部長のユタカに出会い、緑茶部へ入部する。
緑茶の魅力を学びながらユタカへの想いをつのらせるミドリ…
はたして、この恋の行方は…
改めて、部長のユタカです。ここは緑茶を楽しむ部だよ。
わからないことはなんでも聞いてね
(ドキッ…かっこいい…)
緑茶って、どれも一緒じゃないの?
市販の緑茶のほとんどは、“茶商”と言われるお茶のプロが、さまざまな品種のお茶の特長を活かしたブレンドをして販売しているんだよ
お茶ってブレンドされてたんだ!
緑茶もコーヒーと同じように、産地・品種・入れ方によって、色・味・香りが変わるんだ
へ~!緑茶って、色と味と香りで楽しむんだね!
緑茶は、色・味・香りの3つに着目して楽しみましょう。産地ごとにその三要素の持ち味が違うのが「かごしま茶」のおもしろさ。市販されている緑茶は、そのほとんどが販売元によって独自のブレンドが施されており、お店毎の特長があります。最近は「シングルオリジン」という形で一つの品種のみの商品もあります。
そうそう。それぞれ風味の違いを、シーンや気分に合わせて楽しめるのが緑茶のいいところなんだ
シーンって、どんな時に飲むかってこと?
そのとおり。味や香りだけじゃなく、シーンに合わせて
いろいろな飲み方ができるんだよ
緑茶は茶種・入れ方で、色・味・香りが変わるため、その時々の気分に合った風味のものを選んで楽しめます。また、その時身体に必要な成分で緑茶の種類を選ぶこともできます。
リラックスしたい時
テアニンが多く、甘みのある上級煎茶、玉露を低温のお湯で。
受験勉強・
仕事や会議の合間
頭脳を活発にしたい、眠気を醒ましたいときは、カフェインの効果を期待して、やや熱めのお湯で入れた上級煎茶を。
油ものや
高カロリーの食事時
口の中のべとつきが消え、さっぱりする
ほうじ茶や番茶を。
力仕事や
スポーツの前に
カフェインには筋肉の収縮を助ける効果があるためスポーツ等を始める20~30分前に、お湯で入れた上級煎茶を。
空腹時
カフェインやカテキンの多い濃いお茶は胃に負担をかけるため、番茶・ほうじ茶・玄米茶を。
寝る前やお年寄り・
子どもに
茶量を標準的な入れ方の半分程にして入れるか、玄米茶や低カフェイン茶を。
緑茶って、すごくいろいろなシーンで使えるんだね。
でも、自分で入れてみたらすごく苦くておいしくないよ…
それは入れ方がよくないのかもね。例えば、熱すぎるお湯で入れると渋みが出るから、正しい入れ方にするだけで見違えると思うよ。
え~!入れ方で味が変わるなんて知らなかった!
緑茶に含まれる渋いカテキンやカフェインは高温でないと出にくいので、低めの温度で入れるのが渋くならないコツです。水出し茶は温度を気にする必要がなく、さっぱり飲めるのでおすすめです。
熱湯を少し冷ますのがポイント!
①人数分の湯呑みにお湯を8分目くらい入れて冷ます
②お茶の葉を急須に入れる(1人分は小さじ山盛り1杯(約2g))
③湯呑みのお湯が70℃くらいになったら急須に注ぎ、1分くらい待つ
④A→B→Cの順で少しずつ注いだら、今度はC→B→Aの順でお茶を注ぐ。最後の一滴まで残さず注ごう。
水に茶葉を入れるだけでかんたん!
①冷茶用ポットに直接茶葉を入れる。
※茶こし付きのポットがない場合はお茶パックを使うと便利!
②茶葉は水1Lに10g~15g
③水を入れ冷蔵庫で3~6時間冷やして完成
注意:傷みやすいので1日をめどに飲みきる!
私も習った手順で入れてみたよ!……どうかな?
うん!とてもおいしいよ!
ミドリちゃんは飲み込みが早いね!
あ…ありがとう!
(きゃー!!名前で呼ばれちゃった!)
緑茶の魅力に気づいたミドリ。
ユタカとの距離を詰めたいが、なかなか一歩踏み出せず、緑茶部副部長のサエがユタカと楽しげに話しているのを横で見ていることしかできないでいる…
ユタカっ!おいしそうなお茶があったから、入れてみたわ!
わあ!ありがとう!これは、どこのお茶?
もちろん、「かごしま茶」だけど・・・どこの産地か分かる?
鹿児島は県内全域お茶の産地だからな~
(ムズかしい・・・)
そうね。鹿児島はお茶の栽培が盛んなのはもちろん、品種も多くて、緑茶好きには魅力的よね!
(もう・・・緑茶のことしか頭にないんだから・・・)
鹿児島の風土に適したお茶の木は県内全域で栽培されています。各産地では気候や地形の違いを生かし、数多くの優良な品種を育てています。
生産量全国2位の鹿児島県ですが、品種の数は全国と比較してもとても多く、収穫の期間も長く様々なニーズにあったお茶を生産しています。
ところで、ミドリ、鹿児島は日本で一番早く新茶が出るって知ってた?
そ、そ、そうなんだ!?
(私・・・何も知らなかった・・・)
春になると芽吹くお茶は、南の種子島から始まり、だんだんと新茶前線が北上していきます。温暖な鹿児島県は、全国にさきがけて茶の生産がはじまり、走り新茶として全国各地の消費者に愛用され、また南国特有の香味は若者にも好評を得ています。
県内全域の土地を活用し、広大な土地で栽培することで機械化が進むなど生産効率があがり、生産コストを抑えることができます。これにより価格を抑えつつ、高品質な茶葉の安定した供給を実現しています。
かごしま茶は、県内全域で栽培されているから、
高品質なお茶を県内各地で買い求めやすいということだね
あ!販売しているお茶といえば、このマークよく見るよね!
そのマークって・・・?(私・・・また知らない・・・)
茶の品質が一定以上であるお茶にシンボルマークの使用を許可することにより、かごしま茶の知名度向上を図ることを目的としています。会議所が定める要領による審査に合格した仕上げ茶「かごしま標章茶」はマークを使用できます。
今度、お茶屋さんをまわってみない?
あ、あの…!
私も…一緒に行きたいです…!
もちろん!みんなで行こうよ!
なんとか勇気を振り絞ることができたミドリ。
果たして、ユタカに近づくことができるのか!?
『生産量全国1位』を
目指すかごしま茶
静岡県に次ぎ生産量2位の鹿児島県の茶業界は、生産量全国1位を目指し、一丸となって頑張っています。生産地である鹿児島のみなさんに、今よりももっと、1日1杯でも多く飲んでもらえたらうれしいです。
鹿児島の名産品であるかごしま茶を、飲むことで応援し、茶業界全体を一緒に盛り上げていきましょう!
鹿児島県茶業会議所公式Instagram